秋ヒロト
「カボ!」は、連載が始まった時点で構想はできていましたが、もし誰にも見せることなくぼくが一人で描いているだけだったとしたら、きっと今とはまったく違う物語になっていただろうと思います。(たぶん、もっとドライでシュールなやつ)
読者のみなさんのキャラクターに対する愛情や、物語への期待が感じられたからこそ、この作品には魂が入りました。なので、おかしなたとえかもしれませんが、気のあう文通相手に手紙を書くような、そんなゆったりとした幸せな気持ちでここまで描き続けてくることができました。
応援ポイントが導入された時や、第百話、ジャックイベントの時など、たくさんの応援やコメント本当にありがとうございました。「カボ!」ほど読者のみなさんに支えられてきた作品は他にないんじゃないかと思います。こういう温かな場で連載できてよかったです。
それでは次回、最終回でまたお会いしましょう!(2017.03.30)