次の話へ 秋ヒロト 通信制の大学でなにを勉強していたかというと、これはカボを描く前からの関心でもあり、カボを描きながらずっと抱えていた関心でもあったんですが、正義とはなにかという問題、とりわけ個人と国家の間の関係性についてでした。正義論とか近代政治哲学とか、そういう領域で卒業論文を書いたんですが、最終的にはあれでしたね、哲学よりも文学の方がやっぱり好きだなっていう結論で終わった数年間っていう感じでしたね。次回の作者コメントに続きます。(2020.03.24)