秋ヒロト
いつも「カボ!」を読んでくださってありがとうございます。みなさんのコメントの一つ一つが胸に響きました。期待に応えられるよう一生懸命描いていきたいと思います。
ぼくの中学の時の国語の先生はとても読書好きな方で、本を読んで感想文を書くと少しだけですが成績に加点するという取り組みをしていました。その感想文の用紙はあらすじと感想を書く欄に分かれていて、他の生徒が本を読む時の参考になるようにと、いいものはファイルにまとめて図書室に置かれるのです。
自分の好きな本を誰かに紹介できるというのがとてもうれしかったので、ぼくはたくさん感想文を書くようになって、それから本を読んだり文章を書いたりするのがますます好きになりました。あの時夢中になってしていた、本を読んで文章にまとめるという作業が、今のぼくの礎になっている気がします。恩師として思い浮かぶのは、いつもその国語の先生です。(2015.10.08)