秋ヒロト
他人の性格のほんの一部分でも「嫌だな」と思うところがあると、その人とつきあいをやめてしまうことがあるかと思います。そういう時は、悪い部分ばかりが目について、その人のいい部分は見えなくなってしまっているんですね、きっと。
家族が一番分かりやすい例ですが、嫌な部分もひっくるめて誰かとつきあっていけるなら、それはとても素敵なことなんじゃないかと思いながらこの回を描いていました。
ぼくはそれほど社交的な性格ではありませんが、不思議と昔から友達運みたいなものはよくて、困った時はみんなに助けてもらいましたし、もう卒業して何年も経つのに、いまだに定期的に集まる学生時代の仲間がいることを、とてもうれしく思っています。(2015.08.13)